製造職インタビュー1

1日1000食分、1トンの肉のカットを、想定どおりの時間で終えられると気持ちいいですね。

なぜ入社しようと思ったのですか?

大学卒業後、もともとは亡くなった祖父の跡を継いで農業をやっていたんです。でも、両親の勧めもあって転職を決意。ちょうど、父親が定年退職したタイミングでした。せっかく食に携わっていたので、次も食だと思い、転職先を探していたときに出逢ったのが三州食肉。常務が面接をしてくれたのですが、「ぜひ来てくれ」と語るその熱意に心打たれて、「こんなに必要としてくれるなら行くしかない」と思い入社を決めました。肉を扱うのは初めてでしたが、食べるのは好きだったこともあり、きっといい経験になると思ったんです。現在の私の仕事は、主に冷凍の食肉加工。幼稚園や保育園、弁当屋など、数千食の料理をつくるお客様のところへ納める食肉を担当しています。冷凍よりもチルド、豚よりも牛のほうが熟練の技術を要するため、私はまだまだ勉強の身。さらには、同じ牛でも海外産と和牛ではランクが違うため、中には社長しか扱えないような銘柄牛もあります。

製造職 山口 伸矢

食肉加工の仕事の魅力はどんなところにありますか?

自分が前もって想定していたスケジュールと作業工程がピタッとハマると気持ちいいですね。私が担当している冷凍の食肉加工では、1日で大体1000食分、多いときで8000食の肉をカットします。肉の種類で言えば100種類ほど。鶏だけでも、胸、もも、砂肝、肝、手羽中、もみじ(足)、キンカン(卵)など多岐にわたり、中には「豚の頭」なんていうなかなかお目にかかれない部位の肉もあります。総重量にして、約1トン。それだけの肉を1日でカットしなければいけないのです。もちろん、冷凍されている肉ですので、カット自体は機械で行いますが、この肉をこれだけの数量分カットするには、これくらい時間がかかって…というのを発注があったタイミングで想定をしておき、納品日から逆算して原料を仕入れ、日ごとの作業量を計算しておくのです。多少の前後はあったとしても、その計算どおりに作業が進められたときはやりがいを感じます。

製造職 山口 伸矢

今後の目標はありますか?

もっと会社の利益に貢献できるような人になっていきたいと考えています。現在、私は月に多いときで約5トンの食肉の発注に関わっていますが、自分自身の作業効率や生産性を上げてもっとスムーズに動けるようになれれば、極端な話ですが、行動量を倍にすることだってできるのではないかと思っています。そんなふうに自分が動くことができれば、もっと会社の利益アップにつながりますよね。行動量を増やすだけでなく、もっとスキルアップをして、冷凍からチルドへ移りたいとも考えています。あるいは、もっとお客様に対して提案をするなど、こちらからアプローチのできる人になっていたいという思いもあります。例えば、お客様から「冷凍でこんな商品がほしいんだけど、いくらで出せる?」と質問された際に、持ち帰るのではなくその場でサッと答えられるようになりたいですね。今はそのために、先輩が作成した見積書などを見ながら、価格の相場をつかんでいるところです。

製造職 山口 伸矢